不動産のヒント

vol.3 なんと分譲マンションでも「マイホーム+投資」が可能な物件も

前回、一石二鳥でお得な賃貸併用住宅について説明しました。メリットは大きいけれど、大きな家が必要になるから予算がたいへんだと敬遠される方もいるでしょう。ところが分譲マンションでも可能な物件があるのをご存じですか。

分譲マンションでも賃貸併用が可能な物件も?

賃貸併用住宅のメリットは理解していても、通常のマイホームよりは大規模になるので、ローン借入金額は高額になりがちだと二の足を踏む人は多いでしょう。ところが最近の都心部では分譲マンションでも、賃貸併用ができる物件が見つかることがあります。

1戸の分譲マンションでも、それぞれ独立したドアと水回りが設置されているので、マンション全体を住まいとして使うことはもちろん、住まいと賃貸用の2住戸に分けたり、元に戻したりを自在にできる設計です。

各室は玄関同士が鉄製の大きなドアがあるので、行き来しようと思えばできますが、壁一面のドアなので締め切ってしまえば、普段はドアがあることを気づかないようになっています。

60㎡のマンションが約45㎡と約15㎡の2室に

たとえば60㎡のマンションの購入予算があるとします。一般的にマイホーム購入であれば「60㎡・3LDK」といったタイプを購入しがちですが、同じ60㎡でも「45㎡・2LDK+15㎡ワンルーム」の賃貸併用であれば、いろいろなライフスタイルに応じて活用することができます。

〇夫婦2人の間は45㎡に住みながらワンルームを賃貸に出し、賃貸収入を返済の一部分に充てる。あるいは繰上げ返済を積極的に頑張る。

〇子どもが生まれたり、2人になったら、ワンルームを夫婦の寝室にして2LDKの各部屋を子ども部屋にする。

〇子どもが独立したら、再びワンルームを賃貸に出す。

〇将来、親の介護が必要になったら、ワンルームに親を住まわせる。

〇繰上げ返済を続けて早期に返済が終わっていれば、別に物件を購入あるいは賃貸して、両方とも賃貸に出して賃貸収入を得る。

等々、2室のカタチであれば、可能性が広がります。この方式は若い人ほどメリットが大きいと思いませんか。最初から4人家族だった場合は使いづらいかもしれませんが、自分がシングルや新婚だったら、かなりお得な物件になるはずです。

内見した物件は、最近カフェブームが起こって、若者の注目を集めている街でした。価格は5000万円台前半、ワンルームの賃料相場が8万円を超えていたので、もし5000万円の住宅ローンを組んでも、月々の支払は約15万円-約8万円となり、月々約7万円+管理費+修繕費になります。 いずれにしても立地が成否の分かれ目、「経営」の視点は忘れずに賢い選択をしましょう。